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賃貸併用住宅とは?普通の家とどう違う?
賃貸併用住宅とは、ひとつの建物の中に「自宅」と「賃貸用住戸」が共存している住宅のこと。
簡単に言えば、「自分が住みながら一部を人に貸して家賃収入を得る家」!
よくあるのは、1階が賃貸・2〜3階が自宅というスタイルや、
左右に分かれていて、片方が賃貸というパターン。
ちなみに我が家は1階賃貸・2階自宅 or1階➕2階半分賃貸・2階半分3階全部自宅、で検討中。
ふつうのマイホームと違うのは、
“住む”だけじゃなく、“稼ぐ”という機能を持っている点です。
賃貸併用住宅の仕組みとローンのポイント
賃貸併用住宅って、アパートオーナー向けの融資じゃないとダメ…?
と思いがちですが、実は「住宅ローン」で建てられるケースもあるんです。
ただし、以下のような条件があります:
- 自宅部分の延床面積が50%以上
- 原則、自分が住む前提の設計
この“50%ルール”をクリアすれば、低金利の住宅ローンで賃貸付き住宅が実現可能!
住宅ローンは通常のアパートローンより金利が低く、長期で借りられるのが最大の魅力です。
賃貸併用住宅のメリット
✅ 1. 家賃収入で住宅ローンを軽減できる
一番大きなメリットは「毎月の家賃収入で住宅ローンの支払いを一部カバーできる」こと。
ローンの返済額が実質的に抑えられ、生活費にゆとりが生まれることも!
✅ 2. 立地の選択肢が広がる
家賃が取れる場所=人気エリアに住める可能性も。
自分だけだったら選ばない立地でも、「人に貸せる」という視点を持つと選択肢がぐっと広がります。
✅ 3. 将来的な資産性が高い
子どもが巣立ったあとに賃貸部分を拡張したり、自宅ごと賃貸化したり…
将来的な選択肢が多く、資産としての価値も維持しやすいです。
賃貸併用住宅のデメリット
⚠️ 1. 間取りに制限が出る
賃貸部分の独立性や騒音対策など、設計の自由度は多少下がります。
特に廊下や階段の位置、音の問題は要注意!
⚠️ 2. 騒音や住人トラブルの可能性
自宅と近い距離に他人が住むので、「生活音」や「マナー」が気になることも。
管理会社を入れるなどの工夫も必要です。
⚠️ 3. 空室リスク・管理の手間
入居者がいなければ収入はゼロ。
加えて、共用部分の清掃や修繕手配なども発生します。
⚠️ 4. 家賃収入は年数とともに減少する傾向
築年数が経過すると、家賃相場も徐々に下がっていきます。
新築時には月8万円で貸せていた部屋が、10年後には6万円に…というケースも。
将来的な修繕費や空室対策を見越して、計画的に資金管理していく必要があります。
賃貸併用住宅はどんな人に向いている?
- マイホームも欲しいけど、将来的に資産も持ちたい
- ローン負担を減らしたい
- 子育てしながら、少しでも家計を楽にしたい
- いずれ親世帯や子ども世帯とも住めるようにしたい
こんな考えがある方には、実はとても相性の良い選択肢です。
我が家が興味を持ったきっかけ
我が家ももともとは“普通のマイホーム”を目指していました。
でも理想の間取り・立地・価格をすべて満たすのはなかなか難しくて…。
そんな時に見つけた「賃貸併用住宅」という選択肢。
実際に我が家がどんな経緯でこの道に進んだかはこちらの記事にまとめています👇
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